書き出し。
去年のまだ半袖でも十分過ごせる8月の終わりに、僕はこの小さいけれどイカした街コペンハーゲンにたどり着いた。大量の荷物と、新生活への期待、これから住むところを探さなければいけない不安を抱えて。
今、あの時から10ヶ月が過ぎ、僕はもうそろそろ日本に帰る。
日々新しいことが自分に、そして自分の周りで起きている。
日記をつけようかと思ったけど、何かを継続してやっていくのかが苦手な僕は、案の定三日で飽きてしまった。
帰国まで一ヶ月を切り、何か目に見えるものを残したいと思うようになる。
備忘録のような日記はダメだ、僕は承認欲求がおそらく人のそれよりずば抜けて高い。友達といるときに、意味もなく奇声をあげたり奇行に走ったりする。面白かったら笑ってほしい。つまらなかったら突っ込んでほしい。
だから、誰かに見られることを意識して書けば、続けられるんじゃないだろうか。誰かに後でコメントでもなんでも言ってもらえれば、続けられるんじゃないだろうか。
ということで僕がコペンハーゲンにいる間に起こったなかなか面白いこともやらかしてしまったこともぎゅっとまとめて書いていきたい。なんか、こう、エッセイみたいな感じで。いや最近宮沢章夫とか松尾スズキのエッセイを読んで影響を受けて兼ねてから書いてみたかったというのもある。だって面白そうだもの。
今後おそらく書いていくであろう話が、これだ。。。
2.空港泊
3.Hostel Sleep Heaven
4.引越し①デンマーク人の家に転がり込む
5.同居の苦悩①勉強場所がない
6.Lokomotiveとの出会い
8.同居の苦悩②エミールの料理
9.床屋、デンマーク人の髪型にしてください
10.コペンハーゲンのバー
11.同居の苦悩③エミール酔っ払う
12.運動後のビール
13.同居の苦悩④エミールとのケンカ
14.おじさんとの出会い
15.引越し②皿の配置を考えるのすら楽しい
16.新しいルームメイト
17.クリスマスパーティ
18.ソフィアン、自転車盗まれる
19.全編デンマーク語の演劇観劇
20.本当に話してる?デンマーク語
21.日本食料理屋でバイト
22.夜は暗くあってほしい
今の所の予定はこれである。
また何か付け足したいことがあったら書きたい。
1日1個、楽しさも苦さも酸っぱさも、思い出していきたい。